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- 耐震・免震住宅の基礎知識
- 輸入住宅の基礎知識
- ローコスト住宅の基礎知識
- デザイン住宅の基礎知識
- 狭小住宅の基礎知識
- 省エネ・エコ住宅の基礎知識
- 自然素材の家 基礎知識
- 間取りプラン作成の基礎知識
- 要望の整理方法
狭小住宅の基礎知識
狭小(きょうしょう)住宅とは?〜約15坪以下の土地に建つ家のこと〜
一般的には約15坪(50m²)以下の土地に建てられた狭く小さな家のことを「狭小住宅」といいます。特に都市部では、敷地が単に狭小というだけでなく、変形地だったり、密集地にあるという場合も多いもの。それでも、さまざまな設計の工夫をすれば、「敷地を最大限に活かした、明るく広々と暮らせる家」を建てることが可能になるのです。
もともと土地の面積が小さいため、土地代は安く抑えることができる、というのが狭小住宅のよさ。「土地が狭すぎて建てる家に制約が多くなってしまう」と敬遠されることを想定して土地単価が安めに設定されている場合などは、さらに土地代を抑えることができるのです。「限られた予算ながら、念願のマイホームを建てたい」方には検討してみる価値あり、です。
光庭を持つ家〜8坪ハウス〜写真提供:斉藤建築設計室
三角形の家写真提供:株式会社ビルド・ワークス
狭小住宅を建てる工夫 〜敷地を垂直方向にフル活用〜
限られた敷地を活かすひとつの方法が、垂直方向への活用です。具体的には、2階建てや3階建て、4階建てにする、地下室をつくるなどして、「フロアを増やす」方法。屋上利用ができれば、ガーデニングを楽しんだり、子どもやペットの遊び場にしたりと、戸外であるものの「もうひとつの居室」という感覚で使うこともできます。
また、床下収納や小屋裏収納も便利。1階と2階の間に「中2階」を設けることで「2階建てだけど3層構造」にして、さらに床面積を増やすという設計方法もあります。
小さい土地でも工夫をすれば、広々と暮らせる家になる
限られた空間を広く使う手法 〜間仕切りを少なく「広がり感」を演出〜
前出の「垂直方向活用」のほかにも、広く暮らすための工夫はいろいろあります。そのひとつが、「仕切りを少なくする」「仕切るなら透ける素材を使う」こと。そうすることで視線が遠くまで届き、広がり感をより強く感じることができます。
また、ひとつの空間を多目的に使えるようにするのもポイント。例えばLDKの一角に畳コーナーや造り付けのカウンターを設けるのもアイデア。家族が食事をして寛ぐだけでなく、お客様を招いたり、子供が宿題をしたり、アイロンかけをしたり、とさまざまなシーンに使えるようにすれば、空間を有効に使うことができます。
さらに階段を上がったら踊り場や廊下を設けずにすぐ居室にするなど、「廊下スペースを居室に取りこむ」手法も広さを確保する有効な方法です。
広がり感を感じさせる住まいづくりを
狭小住宅の注意点 〜多層階の場合は、上下階の動線に配慮を〜
狭小住宅は、空間を有効に活用するためのいろいろな工夫を施すことで、建築費が割高になりがち。コスト配分を考えながら、慎重にプランをつくっていくことも大切です。
地下室をつくる場合は隣家への影響がないことを確認し、事前に説明して理解を得ておくといいでしょう。同様に、平屋や2階建ての家の隣に3階建てや4階建てを建てる場合など、法規上はクリアしていても、隣家への日当たりの影響に配慮することも大切です。
プランの上で気をつけたいのは、上下階の動線。「1階に洗濯機置き場があって、3階に物干しベランダ」「トイレが1階、寝室が3階で、夜中にトイレに行くのが大変」などとならないよう、生活動線や家事動線もしっかりシミュレーションを。大きな家具や電化製品が家の中に入らないということのないように、廊下や階段などのサイズにも注意が必要です。













